おおきな木。。。

悲しい。。
涙がポロリと出た。。
このブログを見た人に ぜひ この絵本を読んでほしい。。。


「おおきな木」

おおきな木

おおきな木


このお話は、1本の木と少年のお話。

少年を喜ばせるために この木は一生懸命尽くすのです。
それが この大きな木の喜びなのです。

少年が「お金が欲しい」と言えば、
優しい大きな木は、自分のリンゴを売ってはどうかなと言います。

そして、少年が「家が欲しい」と言えば、
材木として自分の枝を切ってはどうかと言う。

やがて少年は、大きくなって 木と遊ぶには大きくなりすぎたから、代わりにボートが欲しいと言う。
そしたら この優しい木は、自分を根元から切り倒せばその幹でボートを作れるよ。っと言ってくれます。
「M.E. + T(ぼくと木)」と 
昔 少年は この木に『友情の証』を刻んだ。
それなのに 少年は この木を 簡単に切り倒してしまう。

やがて 少年は 老人になり 心が休める静かな場所を求めて 
少年がばっさりと切った切り株の所に戻ってきます。
それでも この木は 何かしてあげられる事はないかと、
自分の上に腰を掛けて休むように言います。


最終的に この本には 明確なメッセージは記されていない。。
読む人 読む人 それぞれ 感じ方が違うだろうし
考えさせられる深い絵本だと思った。。
何度読んでも 切ない。。。
どうしてだろぅ。。
この 大きな木がした ”尽くす愛情”は、けして 無駄ではなかったと信じたい。。

尽くすより尽くされる方が幸せだっと思う人もいる。

尽くす事は 自己満足にすぎないっと思う人もいる。

もらえるものはもらっておこう。っと思う人もいれば、

あげられるものがあるのなら 精神誠意 捧げればいいと思う人もいる。

どれが 正解なのか まだRiyには 答えが出せない。。。
だって 尽くせば尽くすほど 傷つく事もある。
でも、どこかで、期待してしまってるから 傷つくんだと思う。
それは 見返りを求めてしまっているのだから
本当の意味の『尽くす愛情』ではない事も 分かっている。

強くて優しくて寛大な この絵本の中の大きな木が
本当の愛情を 教えてくれたのかな。
もしかしたら 遅いのかもしれないけど…
100歳まで生きたとして
100歳になったら わかるのかな?
それとも、明日 あさって 
イヤ、10年後… 
イヤイヤ、子供ができたらとか…
いつかきっと 
強くて優しくて寛大な この『おおきな木』みたいに
愛情を 惜しみなく捧げられるようになれるのかな?

この本を読み終えた時に、感じた気持ちは忘れないでおこう。

少しでも この 『おおきな木』に近付く事ができるように…
 



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Riy